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2006年10月04日
失明の危険（朝鮮朝顔）
こういう花、見かけた事ありませんか？
ちょうど花がさいていたので、昨日の午後撮影してきました。
（撮影場所／神奈川県のとある団地の花壇にて）
この植物、庭や空き地など、住宅地で普通に見られるもの。
だけど、とても危険な植物です。
最悪の場合は、
失明や死に至る事もあるんです。
朝鮮朝顔という植物です。
これは、園芸店などでは「トランペットフラワー」だっけな？
そんな名前で、ヘタをすると注意書きも説明もなく売られています。
チョウセンアサガオの花 チョウセンアサガオのつぼみ（クリックで拡大）
↑オクラと間違えられることも
熱帯アジア原産の一年草。高さ約１ｍ。
こちらはキダチチョウセンアサガオ(クリックで拡大）
ブラジル原産の常緑低木
とても危険な植物なのに、普通に街中に見られます。
我が家の場合、自宅の直ぐ近くや、子供の通学路（しかも子供が手を出しやすい場所）にありましたので、行動範囲が広くなる前の3歳くらいから、折にふれ触らないように教えました。
大人でも事故の多い植物です。
毒性がかなりつよいので、子供には特に注意するよう教えたほうが良いと思います。
子供って葉っぱをちぎったり、お花摘みをする事も多いでしょう。
触っただけで危険だなんて、教えないとわかりません。
まさか、植物の汁で失明するなんてこと、考えた事もないはずです。
誤食に関しては、
*つぼみをオクラと誤食→死亡
*園芸店がハーブの苗として売ってしまった物を食べ、中毒
*ゴボウとの誤食→神経障害
*花を食用のケナフと誤食→昏睡
*種子をゴマと誤食
そんな事例があるそうです。
主な症状
・汁液が目に入った場合
最悪は失明
・誤食した場合
腹痛・下痢・血便→瞳孔散大・呼吸の乱れ・口の渇き
精神錯乱・幻覚
痙攣・昏睡・血圧低下・呼吸不全・心臓麻痺→死に至る事も
有毒部分
・全草、特に種子と根に多い
有毒成分
・ヒヨスチアミン・スコポラミン・アトロピンなどのアルカロイド
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男はあまり、花に興味がないのもいけないことですネ
せいぜい、咲く季節や育て安さなど、園芸の視点からしか花を見てませんでした。
子供は花とか葉っぱとか、虫など、いろいろ触ってしまうので、親も「特に危険なもの」だけは知っていたほうが安心ですね。
森にも色々あるな～？
よくカセッ木っていうんだけど触るとかぶれるんだよね！
この辺ではそういう症状をカセルっていうんだけど触っただけでかぶれて痒くなったりするのよ
食べたらヤバイキノコも結構あるし気をつけないとね！！！
そうそう、これは本当にあちこちに普通に植えられてるの。怖いよ。
カセッ木は漆の仲間かな？
ハゼノキなんかもそうみたいだね。
そこら辺の木で焚き火とか、割り箸作る時も注意が必要な木があります。「キョウチクトウ」なんかでやったらヘタすると死んじゃうんだよ～。
そんな木が、高速道路に植樹されてるけど、事故で炎上したらどうするの？と、高速走ってても気になって仕方ないよ。
その名前では出てこなくて「ダツラ」って名前で出てきました。
エンゼルズトランペットって名前がついてるんですね。
名前とは裏腹な植物だね～～
「ダツラ」は知らなかったです。
大きくてきれいな花なんだけど・・・
最近、生協のカタログには注意書きを書くようになってます。最近の園芸店ではどうなんだろう？と少し気になります。
