トーミの頭

kotop

2010年10月14日 09:41


10月11日(月)に、浅間山の外輪山、トーミの頭(2298m)に登ってきました。

左がトーミの頭、右奥が浅間山(前掛山)です。

今回は久々にパパも一緒、家族4人での登山です。
トーミの頭は、浅間山の外輪山にあたります。




車坂峠からの景色。

パパは雲海だ~!と喜んでいましたが、ガリガリはたいしたことないじゃん!と一言で片づけてました(笑)


一週間前はこんな↓雲海を見てたし・・・(その時の記事はこちら



8月はこんな↓ところで遊んでいたし・・・(その時の記事はこちら


すっかり目が肥えてしまった?
きれいな雲海を見られた2回とも3人で登山、そういえばパパは雲海みてなかったんだっけ・・・


車坂峠の登山口にて。 ここは嬬恋村なんですねぇ。



さて、登山開始!登りは、景色がいいだろうと思われる表コースを歩きます。 10:05




最初はなだらかな登り。花を楽しみながら歩けます。



シラタマノキ



ヤマハハコかな?かわいいドライフラワーになってました。



ちょっとした下りがでてくる。



この先は、ひたすら小岩でがれた登り。

だけど、傾斜がきつくなるにつれて景色が良くなるので頑張れます。


開けた所から高峰山、アサマ2000スキー場が見えます。



縞枯れ現象。 裏から見た黒斑山かな。



ガレ場を過ぎて、登り、平坦、下りと、細かなアップダウンを続けると、登山道の左側に浅間山が姿を現します。

きれいな浅間山にうっとりしつつも、あの登り(左側の急登)を登るの~!という声がチラホラ。


後ろを振り返れば水ノ塔山~篭ノ登山。(歩いた記事はこちら
その向こうに湯の丸山と烏帽子岳。(歩いた記事はこちら

ぽっちゃ9歳、ガリガリ7歳の時にあるいたんだなぁ・・・と思い出に浸る。


避難用のシェルターが見えてきたら、もうすぐ槍ヶ鞘



槍ヶ鞘  11:15

ここでも十分きれいなんですけど、ちょっと狭いです。15分くらいのんびりして再び出発。


この登りを登ると、トーミの頭

見た目のわりに、歩いてみるとそんなにきつくないです。


眼下には牙山(ぎっぱやま)



トーミの頭(2298m)到着! 11:40

カルデラ~!カルデラ~!良く分かります。
登山は社会の勉強にもなるから大好きです。(ぽっちゃと私は多少社会オタクなので。)

素晴らしい姿の浅間山が良く見える。



黒斑山~Jバンドまでの山なみ。

今はカルデラでくぼんでいるけど、昔はこの下の湯ノ平に中心火道を持つ成層火山だったと考えられているとか。
昔はどんな形だったんだろう・・・


さて、気持ちがいいのでここでお昼ご飯。


最近、雲海の上でショボ飯を食べるのがブームです。

空飛び写真は、さすがに足場が悪くてチャレンジできませんでした。


今回のショボ飯、テーマは缶詰!

イワシレモンスープとか、コンビーフとか、いろいろと。


メインはこのカレー!

ベイシアで¥88。これをパンにつけて食べる!!

味はかなりいけてました。


雲が出たり、ガスったりで撮影タイミングがむずかしかったのですが、富士山のてっぺんもちょこっと見えた。

富士山って見えるだけでもうれしいけど、
「自分歩いたところだな」っていうおまけがついてからは、前よりもっと嬉しく感じるようになった。


行くはずだった黒斑山のことをすっかり忘れ(笑)、下山を始めます。 13:00
下山はしばらく登りと同じコースをたどります。
黒斑山を忘れてたことについてはこちら



すぐに分岐があります。下山は中コースを歩いてみます。看板もあるので大丈夫。 13:03



表コースとは違って、こちらは樹林帯を歩くコース。

勾配も平坦なので、膝を考えると下山にはいいコース。


カベンタケなのかなぁ。カベンタケモドキなのかなぁ。
断定するには顕微鏡で見なくちゃ、ってほど似ているらしい。

ちなみに、こんな色だけど、カベンタケは食べられるキノコなんですって。


中コースでも、途中視界が開ける場所がある。



ガリガリが見つけたイチゴみたいな葉っぱ。おもしろい草紅葉ですね。



ここは気持ちが良かった。



中コースもうちょっと紅葉が進んだら、ものすごくきれいなんだろうなぁ。



クマザサが生い茂る道に出たら、車坂峠はもうすぐ。

ビジターセンター、アサマ2000スキー場の駐車場に行きたい方は右が近道。
高峰高原ホテルのほうへもどりたい人は左へ。

車坂峠到着! 13:55




今回の記録

ぽっちゃ11歳・ガリガリ9歳

コース 車坂峠~表コース~トーミの頭~中コース~車坂峠

所要時間(休憩含む) 3時間40分(頂上で1時間20分も遊んでました!!!)

歩行時間 1時間40分

歩行距離 約4km



今回使ったアイテム紹介



PRIMUS(プリムス) 153ウルトラバーナー+【ハイパワーガス250】セット

山でのショボ飯にはこれが一番!
ものすごくコンパクト、でもハイパワーで頼りになります。






モンベル(montbell) メッシュバードビルキャップ Jr. Kids’s

バードビルキャップは、小さくたたんでも型崩れしません。
ザックに忍ばせておくにも、ポケットにちょっとしまうにも便利です。





モンベル(montbell) WIC.D.T.ロングスリーブシャツ Kid’s

秋は歩くと暑い、止まると寒い。この長袖シャツ一枚あると調節しやすく便利です。
速乾性なので登山には重宝。
適当に畳んでもしわにならないので、子どもが自分で脱いで無造作にザックにしまったり、
また出して着たりしても、いつもしゃきっとしているのもいいところ。



deuter(ドイター) フューチュラ プロ42

私のザックはフューチュラです。
ちょっと大きいサイズだけど、子連れの場合、親が多少多めに荷物を負担するので、
日帰りでもこのくらいのサイズが重宝します。
一番気に入っているところは、背中のメッシュパネル。通気性バッチリ。
レインカバーが内臓だったり、ハイドレーション対応だったりするのも、便利です。


CAMELBAK(キャメルバック) ベターボトル0.75L

ぽっちゃは、山の時はこれ+予備でペットボトルの水500mlを持参。
日帰りでは、1.25リットルあると、安心できるみたいです。
小さい子だと、運べる量は500~750mlくらいが妥当かな。
その場合、大人が足りない分を持って行ってあげて下さい。



CAMELBAK(キャメルバック) ボトルハンズフリーアダプター

ベターボトルに付けられる(クラッシックボトルシリーズは不可)アダプターです。
飲み口と取り換えるだけで、ハイドレーションシステムとして使えます。





プラティパス ビッグジップ SL

お母さんはいつも2ℓ以上しょってます。
自分の飲み水だけでなく、子どもたちがキャメルバッグの水では足りなくなった時や、
万一の怪我の場合に傷口の汚れを洗い流すなどのことも考えて、頑張ってます!
ジップで口が大きく開くので、水を入れるのも、洗うものらくらく。
ザックにとめるクリップも最初からついているのがうれしい。


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