子どものスキーの教え方4(kotop流)

kotop

2008年01月21日 07:28

子どものスキーの教え方4 ボーゲンヘルパー編



コーチベルトがなくてもターンや停止が出来そうなくらい上達したら、
次のステップはコーチベルトをやめ、ボーゲンヘルパー(トライスキー
のみを使って練習です。

もともとコーチベルトまでは使わなくても大丈夫そうだ、という場合は
ここからスタートになります。


ボーゲンヘルパー(トライスキー)はプルークをキープする脚力に
まだ不安がある小さいお子さんに使うアイテムです。
年齢的には~4歳、5歳くらいまでのお子さんに使うと効果があります。
※それ以上大きいお子さん(年長~小学生)は脚力もしっかりして
  くるので、なくても大丈夫だと思います。
  いつまで使うかは、お子さんの体力・脚力の様子次第で・・・



自分が初心者の頃を思い返しても、板が重なって転んでました。
これって結構ストレスなんですよね。大人でも「スキーって難しい!」と思う
原因の一つじゃないでしょうか?
子どもだって、板が重なって転んだら「難しい!」って思っちゃうかも。

「辛い・痛い・寒い」は子連れスキーの敵?です。
ヘルパー一つで、その要素の一つでも取り除けるなら、いいと思います。


★ヘルパーの使い方

 ○滑る際に、スキーの先端にヘルパーを装着します。
  ・ スキーのタイプによって厚さが違います。お子さんのスキーに装着
   できるか確認の上、ヘルパーを選んでください
 ○リフト乗車の際は、係員の指示に従ってください。
  ・ヘルパー装着もままでも、リフト乗車は可能です。
   歩くことが出来ないので、大人がリフト乗車位置まで押してあげま
   しょう。
  ・装着してリフト乗車不可のスキー場の場合
   リフト待ちの列に入る前に、ヘルパーを外します。
   リフトを降りて邪魔にならない場所まで行ったら、ヘルパーを装着

  
いよいよ本題。ヘルパーの時期の我が家の子どもたちをどう教えたか。

★コーチベルト卒業~のガリガリの場合

 ○ターンや停止の要領はほぼ身についているので、自然に練習。
   ストックは持たず、手を膝に置いて滑りました。
   

 ○スピードコントロールは、「大きい三角を作る・小さい三角を作る」で
   イメージしていたようです。
  
   動画で見る場合はこちら


★コーチベルト未経験~ぽっちゃの場合

 ○いきなりゲレンデに出すのは怖いので、ストックを使ってぽっちゃの
   体を支え、様子をみてみました。手で支えるよりは腰が楽でした。
  
  動画で見る場合はこちら

 ○数本滑ったら、ひとり立ちの準備。
   *停止の仕方を教えました。
     エッジ云々言ってもわかるはずない子どもが相手。
     「三角を大きくすると止まるよ~」というと理解できました。     
   *ターンの仕方はこんな感じに教えました。
    
    手を前に伸ばし、曲がりたい方向へ手を横へ動かす方法で。
    子ども相手なので、難しい理論は分かりません。腕を動かすと
    上半身からスキー板まで伝わって自然にターンします。

  ○スピードコントロールは、「大きい三角を作る・小さい三角を作る」で
    イメージしていたようです。「ターンをすればスピードが遅くなる」って
    ことも、無意識ですが分かっていたようです。
 

★いつボーゲンヘルパーを外すか?

  ①「制動やターンがしっかりできてきたなぁ」と思ったら・・・
    安心して滑れる斜面で外してみる。(広い・斜度が緩い)
  ②大丈夫そうだったら、徐々にいろんな斜面で外してみる。
  ③最終的になくてもOKとなる。
  ※しばらくは、怖がったらいつでも装着できるように、親はポケットに
   入れて携帯していると便利です。


   ・・・つづく

次は、子どものスキーの教え方5自分でボーゲン編の予定



Conquest(コンケスト) トライスキー60

板の先端が重なるのを防ぐ道具。これがあると断然楽チンに滑れます。





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