無許可開発のキャンプ場

kotop

2007年11月02日 07:05

以前、息子と「丹沢の山を考える」という講演会に行った。
・・・子供の参加は一人だけでした(笑)

それから時々丹沢について考えるようになった。

で、見つけてしまった 

とあるキャンプ場が無許可開発だったことを!!!
設備が良かったり、ドッグランがあったり、そしてきれいな川あり・・・

一見、ファミリーキャンパー、特にペット連れや初心者には

魅力的に思える大きなキャンプ場。


だけど、考えてほしい。

そこを利用すれば、丹沢の自然を壊すことに加担することになる、ということを。

そこを利用している人は、「きれいな川♪」と喜んでいるかもしれないが
その排水は何処へ流れているのか、それがもし無許可の垂れ流しだったら・・・
開発してはいけないところに手を出した上での、充実した設備だとしたら・・・


自然の中で過ごすキャンプ、その意味を少し考えることも必要かもしれない。
自然に極力負荷を与えず、人と自然が共存していくこと。
それが、子ども達に伝える大切なことなのではないでしょうか。

今の自分が楽しければいい、便利で安上がりに自然に囲まれて過ごせればいい。
そんな考えの人ばかりでは、貴重な自然は子ども達の代まで維持できないでしょう。


キャンプ場は、利益の追求も大切かもしれません。
でも、肝心な自然を破壊してしまったら、キャンプ場として存在できないのです。
お客さんも来ないのです。


キャンパーのマナーの低下の声も聞きますが、
キャンプ場自体が法を無視した開発を続けているところもある。
どちらも残念なことです。


※その後、この文章の一部を引用したサイトで、私の考えている趣旨とは
 違った意見が交わされているのを発見しました。
 「利用者を犯罪の加担者」と訴えているのが趣旨ではありません。
 そういったところを利用してしまうことは、
 結果として知らないうちに自然を破壊することにつながる
 そういうことを書いているつもりです。
 「一人一人が自然を見つめて欲しい、
  自然を大切にする意識を持って欲しい」
 それが私の訴えたかったことです。
 どんなキャンプ場へ行かれても、なるべく自然に負担が少ないように
 配慮をして楽しむ、そんなことを意識する人が増えてくれたら・・・
 そんな願いを込めています。

 文章をそのまま引用される場合は、ご連絡いただけたらと思います。
 少し悲しい気持ちになりました。


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