ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
kotop
kotop
小学4年生の娘、小学6年生の息子とショボキャンを楽しんでいる母です。息子はショボキャン通り越し、サバイバルキャンプの道へと進み始めている・・・
ドイター特集
ドミノ・ピザ
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人

2010年08月10日

富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)



8月4日(水)~5日(木)の1泊2日で富士山(3776m)に登ってきました。

○須走五合口~本七合目(見晴館)までの記録は、こちら(富士山須走口・1 五合目~本七合目)
○見晴館の記録は、こちら(富士山須走口・2 見晴館)

本七合目の見晴館を出発し、いよいよ山頂へ。
本七合目(3190m)の見晴館前 6:00
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
今日は天気がよさそう♪お鉢めぐりもできるかな?


山頂方面の登山道。人が連なっているのが見えます。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


私たちの歩く道は比較的静か。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


見晴館が小さくなってきた。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


八合目(3270m)江戸屋さん 6:25
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)

このあたりから、頂上でご来光を見た方たちの行列とすれ違う。

いくつものツアーの集団がひっきりなしに下山してきます。

分岐には、誘導の方が立っています。
「この先トイレは・・・までありません。トイレは・・・分待ちです。」とか「吉田口の下山はこちら」とか・・・

う~ん、山というより混雑する観光地のような光景でした。


本八合目(3360m) 
山小屋が3つ(富士山ホテル、胸突江戸屋、本八合目トモエ館)あります。

胸突江戸屋さん 6:55
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)

本八合目トモエ館さん 7:10
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


八合五勺(3465m)御来光館。 7:20
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
九合目には山小屋がないので、ここでトイレを済ませておくと安心です。


山頂がだいぶ近くなってきた。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
ここからは高山病予防のため、時々深呼吸しながらゆっくり登りました。


雪が残っています。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


左手に見える須走口・吉田口下山道(ブルドーザー道)
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
けっこう急?粒々みたいに見えるのは、下山する人々です。


須走口山頂前の鳥居
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
ちょっとガリガリが調子悪いみたい。高山病?


須走口の頂上に着きました。 8:30
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


久須志神社
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
ガリガリは、ちょっと頭が痛くなってしまった様子なので、ここで一休みして様子をみる。
時々呼吸を整えたりしてしばらく休んでいたら、復活したので、お鉢めぐりへと出発。 9:35


山口屋、扇屋、東京屋が並んでいます。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


後ろは剣ケ峰
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


大日岳(3750m)
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


すがすがしい景色です。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


実は、ここが一番の目的地だったりして?
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
富士山山頂郵便局 10:00

ここからハガキをだして「山頂郵便局」の消印がほしかった。
登山証明書と富士山登頂記録を自宅に送りました。

スタンプ押したり、住所書いたり・・・なんだかんだ30分以上ここに居ました。


馬の背を登って剣ヶ峰を目指そう!
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


伊豆半島と駿河湾かな?
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


測候所跡が見えてきました。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


「日本最高峰富士山剣ヶ峰」の標柱。 11:00
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
このくらいの時間になると、記念撮影待ちの行列はなし!互いに譲り合う程度です。

ついに日本最高峰、富士山(3775.6m)を制覇!
ぽっちゃの小学生最後の夏休みの目標達成しました。


火口の中。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
右手前に写っているのは虎岩


少しずつ須走口へ戻ります。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


左手に見える大沢崩れ
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
怖くてかなり手前でしか写真撮れませんでした。


無事一周できました。 12:10
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)

普通、1時間半もあればお鉢めぐりはできるんでしょうが、

富士山バッジ(刻印を入れてくれる)を買ったり・・・
郵便局でのんびりしたり・・・
富士山の山頂で、この日ちょうど100名山制覇したおじさんとしゃべってたり・・・
いそべもち食べたり・・・

そんなことしてたら、2時間半もお鉢めぐりしてました(汗



トイレ、水を補給して、いよいよ下山道へ。 12:30

富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


最初はブルドーザー道。
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
砂埃がすごいので、私とガリガリはゴーグル(スキー用)つけました。
靴に小石が入るので、スパッツ付けたほうがいいかも。
ごついハイカットの登山靴だと、スパッツなしでも大丈夫かも。

ご来光下山ラッシュとは大違い。静かな下山道です。


本八合目(3360m) 胸突江戸屋さん。 12:55 
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
登りに忘れた焼印をお目当てにちょっと休憩。
ひたすら、ふかふかザクザクだったのでちょっと飽きて、ちょっと疲れました。


七合目(3920m) 大陽館。 13:50
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
アルファ米で腹ごしらえ。


砂走り下山道
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
これが延々と続くのでうんざりします。
春のスキー場のザクザク、シャリシャリ、もっさもさの雪の上を歩いている感じです。
「スキーブーツで春のスキー場歩いている気分で歩けば?」と言ったら、少し楽に歩けたみたい。



砂払い五合目(2230m) 吉野家
さん。 15:30


富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


ここは山小屋でなく売店みたいです。 少し休憩して出発。 15:50
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
「完全制覇記念焼印」を押してくれます。ガリガリ、無事須走口を完全制覇!


おつかれさま!!
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)


無事、須走口五合目(1970m)に到着。 16:20
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
ガリガリは、菊屋さんのおばあちゃんに焼印いっぱいになった金剛杖を見せ、
須走口完全制覇の報告をしてました。


霧あり、雨あり、夜景あり、雲海あり、ご来光あり、ショボ飯あり、たくさんの人との出会いあり、
ここには書ききれないくらいのいろんなことがありました。


達成感、充実感いっぱいだったのは事実なんですが、
3人とも
「もういいかな、富士山は」が今の感想。


そんなこと言いながら、またほとぼり冷めると「登りたい!」っていうかも知れませんね。


キラキラ今回の記録

ニコッぽっちゃ11歳・ガリガリ9歳

ニコッコース 本七合目~八合目~本八合目~八合五勺~久須志神社~富士山山頂郵便局~剣ヶ峰~
        ~久須志神社~本八合目~砂払い五合目~須走口五合口

ニコッ所要時間(休憩含む) 10時間20分

ニコッ歩行時間 6時間10分
         本七合目(3140m)⇒(25分)⇒八合目(3270m)⇒(20分)⇒本八合目(3360m)⇒(20分)⇒
         八合五勺(3456m)⇒(55分)⇒須走口山頂⇒(25分)⇒山頂郵便局⇒(20分)⇒
         ⇒剣ヶ峰(3775.6m)⇒(30分)⇒須走口山頂⇒(45分)⇒本八合目(3360m)⇒(40分)⇒
         ⇒七合目(2920m)⇒(60分)⇒砂払い五合目(2230m)⇒(30分)⇒須走五合口(1970m)

ニコッ歩行距離・標高差  歩行距離約14km・標高差1806m



キラキラ2日間の記録

ニコッコース 須走五合口~新六合目~六合目~七合目~本七合目~八合目~本八合目~八合五勺~
       ~久須志神社~富士山山頂郵便局~剣ヶ峰~久須志神社~本八合目~砂払い五合目~
       ~須走口五合口

ニコッ所要時間(バス乗車時間・休憩含む) 1日目・・・4時間35分 2日目・・・10時間20分

ニコッ歩行時間 1日目3時間45分/2日目6時間10分/合計9時間55分
         須走五合口(1970m)⇒(1時間20分)⇒新六合目⇒(1時間10分)⇒七合目⇒(1時間15分)⇒
         本七合目(3140m)・・・(泊)・・・⇒(25分)⇒八合目(3270m)⇒(20分)⇒
         ⇒本八合目(3360m)⇒(20分)⇒八合五勺(3456m)⇒(55分)⇒須走口山頂⇒
         ⇒(25分)⇒山頂郵便局⇒(20分)剣ヶ峰(3775.6m)⇒(30分)⇒須走口山頂⇒
         ⇒(45分)⇒本八合目(3360m)⇒(40分)⇒七合目(2920m)⇒(60分)⇒
         ⇒砂払い五合目(2230m)⇒(30分)⇒須走五合口(1970m)

ニコッ歩行距離・標高差 歩行距離 1日目約4km・標高差1170m/2日目約10.6km・標高差1806m



キラキラ今回使ったアイテム紹介

プラティパス ビッグジップ SL
プラティパス ビッグジップ SL

今回一番活躍したアイテム。
高山病予防には、こまめな水分補給が大切です。ザックを下さずに、立ち止まらずに飲めるのですごくいいです。





エバニュー(EVERNEW) 酸素スプレー 富士さん素
エバニュー(EVERNEW) 酸素スプレー 富士さん素

8合目~上のほうでは、酸素スプレーを吸入している方が目立ちました。高山病が心配な人に安心感があるかも。私は食べる酸素を気休めに使いました。水と深呼吸のほうが効果あるような気も。。。微妙です。





ロゴス(LOGOS) パームトップレインスパッツ
ロゴス(LOGOS) パームトップレインスパッツ

砂走りの下山には、スパッツがあると便利です。小石の侵入を防ぐためにも、富士山には持参されるといいと思います。





スワンズ(SWANS) RICKY-S
スワンズ(SWANS) RICKY-S

見落としがちですが、砂走りがあるコースには、砂埃対策にゴーグルがあったほうがいいです。私たちはスキー用のゴーグルと、使い捨てマスクを持って行きました。





Columbia(コロンビア) メンズ サンギルオムニテック
Columbia(コロンビア) メンズ サンギルオムニテック

ぽっちゃのシューズ。見た目より軽くて履きやすいらしいです。今まで履いた登山靴の中では、ダントツのはきやすさだとか。





THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) NT52753 BIOTEX MESH TIGHTS
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) NT52753 BIOTEX MESH TIGHTS

今回使用したサポートタイツ。筋肉の負担が断然違います。






モンベル(montbell) REV.サーマラップジャケット JR.モンベル(montbell) REV.サーマラップジャケット JR.
富士山の上のほうは寒い、山小屋泊まりの時も夕方や朝方は寒いので、これくらいのジャケットがあったほうが良いです。






モンベル(montbell) ライトシェルジャケットJr.
モンベル(montbell) ライトシェルジャケットJr.

薄手ですが、裏地が付いていてほどよくあったか。
スタッフバッグ付きなので、いざという時の一枚として持っていくのにも便利。
あまり寒がりさんでなければ、富士山にちょうど良いかも。





モンベル(montbell) スーパーハイドロブリーズ クレッパーJr.
モンベル(montbell) スーパーハイドロブリーズ クレッパーJr.

登山に常備すべき雨具。
普通の子ども用雨具と比べるとお高いけど、軽くてコンパクトで暑苦しくならない、
風が強くなりがちな富士山山頂付近では、雨でなくても防寒・防風に役立ちます。






同じカテゴリー(★富士山(須走口~))の記事画像
富士山須走口・2 見晴館
富士山須走口・1(5合目~本7合目)
富士山へ
同じカテゴリー(★富士山(須走口~))の記事
 富士山須走口・2 見晴館 (2010-08-08 07:45)
 富士山須走口・1(5合目~本7合目) (2010-08-07 07:19)
 富士山へ (2010-08-06 07:38)
この記事へのコメント
はじめまして、macmaruじ~さんです。

富士山登頂おめでとうございます。

天気も良く、よかった!よかった!

8月5日は朝から丹沢・秩父の山々が自宅からクリアーにみえた日でした。

この好天の日に富士山の山頂に立って
おられたのですね。

ガリガリちゃんは少しダメージがあった
様子でしたがよく頑張ったね!
(写真を見ると目が窪んで辛そう・・)

「もういいかな、富士山は」が今の感想
・・・・って気持、よ~く分かります。

富士山は
一回も行かないXXX。
二回行くXXX。
・・・・って言いますから。

でも、また行きたくなるんですよね。

それでは、また。
Posted by macmaruじ~さん at 2010年08月10日 20:43
★macmaruじ~さん

おはようございます。

登山口までの道中は、ずっと雲のない富士山見て運転していたので、
歩き始めて霧、雨、なのには驚きました。
「上は雲ないよね?」と期待していたけど、きっと、雲の上昇と一緒に登っていたんでしょうね。

帰るまでずっと展望ゼロだったらどうしよう?ってすごく心配でしたが、
肝心な夜景、日の出、雲海が楽しめたので本当にラッキーでした。

ガリガリは、山頂に着くころ軽い頭痛を感じたとのこと。
深呼吸して休んだら治る程度でよかったです。
すっかり元気を取り戻し、お鉢めぐりも楽しくできたようでした(^-^)
呼吸法一つで高山病ってだいぶ防げるのかもしれませんね。

ぽっちゃh、ほとぼり冷めると「また行きたい!」っていう気がします。
Posted by kotop at 2010年08月11日 08:15
すごい!登頂おめでとう!
読んでいてこちらもドキドキワクワクしましたよ(^o^)
kotopさんの記事ってあれこれ細かく書いていないのに
臨場感とか感動が伝わってきますね~
それにしてもすごい高度感そして斜面。
一度転んだら下まで転がっていきそうで怖いです。

春のスキー場のザクザク、シャリシャリ、もっさもさの雪って表現がすごく分かりやすい(笑)
ホコリもすごそうですね。ゴーグルが必要なんてびっくりです。

kotopさん一家にとって素晴らしい夏休み&山登りだったことと思います(^o^)
それにしてもいいなぁ~ うちも低山から頑張ろうっと(笑)
Posted by takupon at 2010年08月11日 20:55
★takuponさん
ありがとう!無事登頂できました。

子どもと3人だったから、
「自分がダメだったら下山するしかない。子どものどちらかが
ばてちゃったら下山するしかない」とドキドキハラハラしてました。
大人同士だったら、体調不良の人だけ下山して待ち合わせとか、
子どもの人数と同じか、それ以上に大人がいれば、
下山組、登頂組に分かれて行動することもできるけど、
とにかく3人とも元気じゃないと達成できないってところが
一番心配でした。


「春のスキー場のザクザク、シャリシャリ、もっさもさの雪」
イメージ分かってもらえますか!!!
なんだか嬉しいです。

下山中、「スキーいきてぇ~!」

って、ぽっちゃが何度も言うほど、春のゲレンデをい思いだす感触でしたよ。

我が家の夏休みもひと段落って感じです。
takuponさんの山レポも楽しみにしてます。
北海道っていいところばっかりだから、いいなぁ~って思います。
Posted by kotopkotop at 2010年08月12日 03:27
こんにちは 

やったー 富士登山 すごいですね。

子どもたちの充実した顔がいいですね。

きっとこの体験は、子どもたちの大切な宝物になるんでしょうね。

 だから、親もがんばるんでしょうね。
Posted by LakeSide at 2010年08月13日 07:44
★Lake Sideさん
こんにちは。

景色が変わらない登山って苦手なんで、
富士山に登るのは後回しにしていたんですよね。
(学校のキャンプか何かの時、景色が変わらなくてつまらなかったから)

でも、頂上のお鉢めぐりが楽しかったですね。

子どもたちのためにと、思い切って行ってみて良かったです。
富士山は、お鉢が面白いような気がします。
Posted by kotopkotop at 2010年08月13日 17:47
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
富士山須走口・3(本七合目~お鉢めぐり~下山)
    コメント(6)